九州ツーリング 第6日目

天草〜島原〜佐世保唐津 400km

夜半には雨と風も収まり、さて安心して寝むってしばらく後、鶏のけたたましい鳴き声で目が覚める。
もう朝か・・・って早ぇよ、3:00かよ。鶏とガチョウと兎を飼ってる小屋があったようだ。
しかも外はびしょ濡れ。雨ではなく、雲の中に入ったんだろうな。ここって山頂だし。
もちろん洗濯物は干す前より濡れていた。


今日の予定は全く未定。とりあえず長崎とか佐賀を大雑把に廻る。
島原半島へ渡るフェリーの中、地図を見ながらルートを選定するが、疲れてるのか特に目指したい目標も無かった。
まあ、とりあえず目の前に雲仙普賢岳があるんだから行ってみる事に。


しばらく海沿いを走って、何気なく山を見て驚いた。

そうか、これが平成新山だったか!地図が10年前のものだったので、何も記載されていなかったのだ。
すげえ、火砕流の跡もまだはっきり残ってる。
淡路の震災記念館に行った時も思ったけど、10年かそこらでこんなに町って復興するんだなぁ・・・


普賢岳の森の中を通って、諫早、長崎の町を掠めつつ、オランダ村ハウステンボスの傍を通り過ぎる。
もったいない気もしたが、観光メインの旅なら年を食ってからもできるさ。
佐世保市内からは平戸に行ってみようと思っていたが、途中で変更。本州最西端の標識が見えたので、進路を変更。
小佐々町神崎鼻。小さな漁港のその奥に、モニュメントが建っていた。


今日は唐津市虹ノ松原内キャンプ場を予定していたので、平戸はキャンセル、山間部県道をショートカットして走った。
おかげで17:00には唐津に到着。ここで初めて、虹ノ松原の正体を知った。松林なのな。そうかそうか。
延々続く松並木にキャンプ場を探し、ようやくみつけたのは・・・『閉鎖しました』の看板。
どうやら全てのキャンプ場は使えなくなっているようだ。はぁ・・・今日もキャンプ場探しに右往左往するのか。


観光案内板を見ると西の半島にいくつかあるようだ。温泉もあった。
まず七つ釜キャンプ場。無人で夜でも大丈夫そう。
とりあえずキープして、温泉と晩飯にする事に。ちょっと遠いが、車が少ないのですぐだった。
で、玄海海上温泉パレアに到着。こんな田舎に結構立派な施設で、入浴の後はうどんを食べてロビーでテレビを観る。
少女チャングムの夢」を観終わり、キャンプ地へ。


が結局、もう少し近いところに綺麗なキャンプ場を見つけたのでそこに変更。

加部島杉の浦キャンプ場。灯台の光が時折照らす中、避難小屋の廊下にテントを張った。